なぜ論文を書くのか?
何のために書くのか?やったらどんなメリットがあるのか?
自由時間が減るのに,小銭が減るのに,苦しいのに,やる価値はあるのか?
お金と時間を使ってわずかな縁を頼りに大学院に行き,教授に指導してもらってまでして論文を仕上げる意味はあるのか?
「できたー」と完成の喜びもつかの間,共同研究者から手直しが山のように届き,それでも1つ1つの問題をクリアし無事雑誌に投稿した.ところが雑誌の編集者から手痛い指摘事項が届いて,共同研究者と「どうしたもんやら...」と悩む日々が続いても,論文を書くのか?
脳の病気になり思うように考えることも歩くこともできなくなっても,健康な時に研究していた論文をはやく出したいために学者さんたちにチェックを受けて,ムチを打ってでも論文を出す努力は無駄ではないのか?
けど,
審査員の質問事項もすべて答え,また英文校正も受けて,2回目の審査を受けた,,,
そしてついに「アクセプト!掲載可能」という感動は何物にもかえがたい.
論文がアクセプトされた!
僕が感じた論文作成から掲載までをつれずれなるままに書いていくBlogです.
間違いはあるかと思いますが,温かい目で見てもらったらうれしいです.
17-Sep. 2020